EPUB販売サイト「文楽」にEPUB書籍を販売登録してみた感想・・・

EPUB販売サイト「文楽」ができたというニュースがしばらく前に流れていました。そういえば、On-Deckでも紹介されていました。

今日、デジタルコミュニケーションズ社の福重社長とそのことを話題にしました。彼は、かなりお気に入りのようでしたが・・・

■やったこと
そういえば・・・ということで、忘れていたのだけれどもこれを思い出して、さっそく、以前からPDFとEPUBで販売している「はたらく人のための転職の実学」(2011年6月30日第2版発行)のEPUB版を登録してみました。

登録作業は、大雑把に、(1)ユーザーを登録した上に、(2)販売業者として登録、(3)書籍をアップロード・登録、(4)銀行口座を登録という順序です。いろいろ契約文面があるので、それを読みながら作業したところ1時間位かかりました。

■感想
文楽」のシステムは一見するとユーザーフレンドリーになっている。しかし、上述の登録作業を実際に行なってみると応答があまりユーザーフレンドリーではない。一番の問題は、Webページでなにかボタン、例えば、「保存」ボタンを押したとき、それに対するサーバ側のリプライが表示されないということがまずいのではないだろうか。

Webから何か入力したとき、サーバは、即座に「入力を受け付けた」というメッセージを返すべきだが、このサービスは、たとえば、商品を登録してもそれに対して登録完了しましたというような応答が見えない。また、事前審査があるようだが、それがどうなるのかわからない。これから審査しますとかいうような確認応答が欲しいのだが、連絡がこない。

結局、商品を登録したのだが、登録が成功したのか失敗したのかも良く分からないし、いつからどうなるかも分からない。

全般として使い勝手はDLマーケットの方がずっと優れている。
○CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
http://d.hatena.ne.jp/cassupport/20110723/1311389610


■結論
文楽」をちょっと使ってみた限りでは、いまひとつという印象です。ソフトウエアもサービスもバージョン1は未熟ということかもしれないなあ。今後の成長を期待します。